中津川栗きんとんツアー

10/28-29と岐阜県中津川に行って来ました。
栗の産地で、まさにシーズン到来！！そんな中、大学時代のMちゃんに誘われて栗きんとん巡りの旅へ岐阜県に行って来ました。
メインは中津川菓子まつりの栗きんとんですが、観光地の馬籠宿にもいったりしてちょっとした小旅行です。その旅日記の様子は、続きを読むでどうぞ〜。

ちなみに、
な感じのものがたくさんあります笑。

10/30　朝、名古屋に8：00ぐらいに到着してMちゃんと待ち合わせ。
大学時代の彼女とはちょろちょろとあってますが、この日は一年ぶりくらいの再会。
相変わらずのスレンダーな長身の彼女は、夜間高速バスで一足先に到着。
名古屋駅でお出迎えしてくれました。

そして。早速まずは名古屋の名物のモーニングを食べに出発。
いろいろリサーチして、悩んだのですが中津川への移動時間と、待ち合わせの時間の都合上、駅近くの「喫茶リヨン」へ。
ここは、珈琲価格でパンがついてくるところでした。価格は380円。
Mちゃんのおすすめの小倉サンドです。

「中身が小倉って！？」と思いつつも、食べてみるとくどくなくてあっさり。
バターの風味も効いてて美味しく完食しました。なぜかおつまみもあったのですが笑。珈琲にこのおまけって凄いなあ。
中には、バイキング式だったりもっといろいろなおまけがついて来るモーニングがあったりするのですが、今回はまずは栗きんとんを食べる為の胃袋を確保しておかないといけないので、これくらいで。
本当は、もう一カ所行ってみたいお店の「コメダ」は大阪に支店があるそうなので、そこで噂のシロワノールは食べる事にしました。

そして、いざ中津川へJRの特急で移動。
二人とも偶然栗好きが判明して、うきうきと栗きんとんツアーの計画を車中で
練っておりました。この日はあいにくと小雨が降っており、中津川に着くと大振りになりました。若干の電車の遅れで、予定の馬籠往きのバスを逃し、その間駅近の栗きんとんのお店を回って食べてきました。
☆信玄堂
ここは、栗きんとんとはちょい違うものを購入。
店先でお茶を戴いて食す事が出来ます。Mちゃんは栗大福、いおりやはしぶ栗。

しぶ栗は渋皮付きの栗を栗の餡で外側を包んでいるもの。
栗の渋みもいいあんばいで、外側の栗餡もおいしかったです。若干ボロボロするのが食べ難かったですけど、一口で食べちゃえば関係ないですね。

この他に、梅園や川上屋によって、栗きんとんを見たり食べたり買ったりして
次の予定地の馬籠へのバスを待つ事45分。お待ちかねのバスがやってきました。

バスに乗り込むと、雨の寒さから車内のあったかさに気が緩んで、うとうとしている間に馬籠宿に到着です。
中津川駅周りはにぎわいのある場所でしたが、やはり街道になると山ばかり。
というか、山の頂しかございません。
あの短時間でここはどこ〜って言うくらいの山間部に到着しました。標高495メートル。とりあえずここは見とけと言われた馬籠観光です。

中山道（なかさんどう）は、昔の街道の宿場町の一つです。ちょっと前に見た映画の「13人の刺客」で、落合宿という場所が舞台になっていましたが、そこと近い場所にある馬籠宿、妻籠宿等の宿場があります。それぞれに街道を歩くというコースもありますが、さすがにこの日は寒い雨の中でしたので、断念。
そんな中で馬籠宿をぶらりと歩いてみました。写真は、馬籠の跡碑と入り口にあるコープ。何故コープ？と思うのですが、結構普通にお住まいの方が多いようです。
では、LET’S　GO!


Mちゃんに見返り美人になってもらって入り口の坂より。ここは、後ろに見える坂の傾斜がさりげなくキツい事にお気づきでしょうか？遠近法ではございません。傾斜です。この後もの凄い急勾配を登るはめに・・・。

入り口より傾斜に沿って歩くと右手側にちょっとした小道があり、趣のある石垣を発見。お地蔵さんも祀られていたりして、街道の頃の名残を感じました。そしてまず入り口からまっすぐに進むと突き当たるのがこの枡形。写真にはありませんが、この横に阿弥陀堂がありました。その説明が書かれています。そこを左に90度曲がってゆくときつ〜い勾配の坂が。

その坂の先には水車小屋がありました。風流だねえといってたのですが、よくみると
水力発電所でした。その後もぐんぐんの上ってゆくとお茶屋があったり、昔の宿場がたくさん並んでいたりという感じです。その中には実際に今も生活されているお宅多く、みなさん軒先にいろんなお花を育てていらして素敵でした。

途中で寒かったのとくりきんとんを売っているお土産屋さんを見つけて小休止。
修学旅行生が多くて、お店の中も一杯でしたが、なんとか座ってあったかいお茶と
栗きんとんを頂きました。これは、お店で買ってイートイン出来ちゃうのです。
ここの栗きんとんは、見た目普通と代わりませんが香りがよく、とっても甘かった。和三盆の風味が強かったので、和三盆の甘さかも。メガトン級の甘みは結構体にしみていました。

そして、また坂道を登ることしばしすると、藤村記念館や馬籠脇本陣資料館とかあり（寒いのと時間がなかったのとで却下）終着の案内板に到着。ここにもバス停がありました。妻籠宿から歩いて来ると、馬籠峠を通ってここに到着する模様。いったん道を分断されて、また坂道が・・・。

道を挟んだ先にはお蕎麦屋さんが味わい深いお店でたっておりました。お蕎麦屋さんの裏庭はこれまた凄い斜面に石が立てられ、ちょっとした庭園になっていました。
狭い空間にこのお庭はお店から見たらとっても素敵だろうなあと思いました。
そこを通り過ぎて高札場。奉行所からの通達札が並んでます。
どんな人が通行出来なかったのか、危険物の持ち込み禁止とかまあそんな感じの事が
書いてあります。高く張り出されていたので私の視力ではみえない・・・ので写真に収めてみました。

そして、お蕎麦屋さんからちょっと先に進むと東屋に到着。
ここは標高600mちょっとあるでしょうね。とにかく天気がよかったら絶景の山の頂が一望出来たのでしょうが、残念な事に雨。しかも、かなりの降水量になってきました。雨に煙る尾根もまたいい思い出になる事でしょう。恵那山（2192m）の説明がありました。それから、藤村の俳句も。ここまで来て資料館に行かなかったお詫びに撮ってみました。

そうして、雨の様子をみながら、元来た道を戻ります。
ええ、あの急勾配を今度は下るのです。T_T
ひいひいいいながら、なんとか転げ落ちずにバス停まで下りました。お陰で腰と足首がもの凄く筋肉痛になりましたよ。

途中に、空き地があったので覗いてみた拍子に見えた山岳風景を撮りました。
絶景かな。マイナスイオンに満ちた山の風景です。
うん、うちの実家まんまですな〜笑。なんだか、実家に来てるような気分です。
お陰で、とっても懐かしさも味わえてマイナスイオンもたっぷり浴びて、
ちょっと元気になりました。

というわけで。この後またバスに乗って中津川駅へ。
天候のため予定の栗きんとんツアーはとりあえず明日の菓子まつりにて
巻き返す事にして、ホテルに早々に移動しました。

長くなったので、続きはまたパート2で。